医師の仕事

東京医大の問題に女医が思うこと&ぐうの音も出ない安直な解決法。

こんばんは。

シンプリストとなり、自分のエネルギー・時間・お金を最大限に活かすことで人を幸せにして、最終的に自分がめっちゃ幸せになることを夢想する双極精神科医・まつさく(@sakura_tnh)です。

東京医大の問題に派生して前回、前々回と身近にいる女医たちのことを書いてきましたが、勤務先の女医さんたちのことを悪く書いてしまったことを反省して書き直すことにしました。

しかし、悪い点だけ書き出すとすんごく悪い人に仕立て上げれるのがコワいですね(;^ω^)

今日一日働いてみると、女医さんたちと症例について相談したり、なんやかんや愚痴を言い合ったり、おやつおすそ分け~とか和気あいあいとしてたりで。

私が書いたような暗黒な医局ではありませんでした。

ほんと反省しております(^_^;)

序盤はすでに書いたことなので飛ばして読んでくださいまし。

東京医大の受験における女性差別問題。

ニュースが目に入った瞬間、目が西川きよしばりに開いた東京医大の問題。

最初の報道から1週間が経ちました。

「女性差別」という問題から議論が広がり、ネット上でも様々な診療科・勤務形態の医師や有識者が意見を出していました。

・女医がどうこうではなく、医師の仕事自体の見直しが必要であること。
・医師に限らず、育児・家事の負担が女性側にかかりやすい風潮が今もあること。
・地域や診療科により医師が偏在していること。
・患者のコンビニ受診などにより医療現場が疲弊していること。
・医師の業務の一部をクラークや他のコメディカルに受け持ってもらい、医師の業務負担を減らす試みがされるべきであること。
(事務的なことはクラークに、産婦人科の子宮頚がん検診は看護師に、など)

↑これはほんの一部です。

差別を受けた女性医師が内心思っていること。

今回のニュースで様々な意見が出ていますが、女性医師が一丸となって反発している風ではありません。

それは、女医自身が現場でいろいろな女医がいるのを見ているからです。

もしくは、男性医師と同じだけ働けていない自分に後ろめたさがあるからです。

参考:東京医大だけが悪いのか 女性医師が語った医療現場の「疲弊」と「本音」

医療体制の維持のためには各医師が日本の医療を担っているという意識を持って働くことが必要です。

男性医師にもモチベーションの高低、診療科や勤務スタイルの向き不向きなど、女性医師に限らない問題はありますが、女医の場合、未婚・既婚、子どもの有無などで女医同士でも軋轢があります。

女医が働きやすい仕組みづくりを徹底した病院の例もあるので、そこではお互いに負の感情を持たないで済んでいるかもしれませんし、それぞれの立場を尊重している現場はどのライフステージにいても気持ちよく働けているかもしれません。

幼い子がいて他の医師にフォローしてもらっている間は雑用を率先してやる、感謝の気持ちを常に口にする、など、フォローされている側の女医の意識は現場の安寧に大きく影響します。

これは医師の仕事に限ったことではないですよね。

フォローされていながら周囲に配慮できない人は一定数いるようで、私が聞いた話のツワモノは、普段は時間外業務など不可と言っているのに、宿泊を伴う学会にもろ手を挙げて参加しちゃったりするようです。

こんな女医がいると「未婚女医」と「既婚子持ち女医」の間でイヤ~な空気が流れるのも当たり前ですね。

時間外業務やその他ハードな業務を担っている男性医師も、表立っては言わなくても思うことはあるでしょう。

未婚女医もいずれ既婚子持ち女医になって周囲の人にフォローしてもらいながら勤務する日が来るかもしれません。

そうであれば「今は支える立場」と割り切れますが、ずっと未婚もしくは子どもを持たない場合は他の女医の穴埋めをする損な役回りと感じる女医もいます。

私の考えるモヤモヤ解決法(安直極まりないですが)。

まずは、受験時に性差別をしないことが前提、もしくは大学の方針として認められるのなら、何人ずつ男女の合格者をとると事前に公表した上で試験を行うことです。

次に、患者へ啓発をして安易な受診を減らすこと、予防医療を強化すること、コメディカルに業務を割り振ることで、全体的に医師の負担を減らすことです。

さらに、女性医師が育児をしながらでも復帰し、男性医師と同等に働くために、院内保育を充実させる、時間外業務時のベビーシッター利用の補助を手厚くする、夫婦で医師のケースを想定して、診療科を問わず、男性医師も定時で上がれる曜日を作る(妻が当直の日は夫が子どもをみる)ことです。

トドメは、

明確に給与に差をつけること、ぐうの音も出ないほど明確に差をつけること

です。

女性である以上、妊娠出産をするのは女性しかできないので、その間どうしても現場を離れざるをえません。

実年齢、医師経験年数、家族構成(幼い子どもがいる、介護の必要な家族がいる、配偶者の協力体制)、いろんな条件の違いがあるため、ある医師に見合った業務内容、時間数を公平に与えるのは無理です。

日直ができる医師、当直ができる医師、どちらもできない医師、外来や検診だけしている医師、などで明確に給与に差をつけること。

当直も月1回の医師と帯で入る(月曜担当など)医師で差をつけるのもアリです。

さらには医師の偏在が問題となっている今、人材が不足するハードな診療科は収入増、比較的ラクで充足している診療科は収入減、都市部は今にも増して収入減、医療過疎の地域はより収入増で対応します。

私は比較的ラクな診療科で働いているので、収入減です(*´Д`)ひぃ~

まあ、同じ診療科でも病院によってハードさは違いますし、単純にこんな考えが受け入れられないでしょうけど。

でも、これが医師間の不公平感を減らし、「これくらいの仕事でこの給与ならハードなことは避けた方がコスパいいよね〜」と思っている医師のうち一部の医師は、ちょっと気合いを入れて、

「院内保育あるから日直ならやってみようかな」
「月に一回は夫や親に交渉して当直に入ろうかな」
「ハードだけどやっぱり元々志望していた診療科で頑張りたいな」

などと変わると思うんですよね。

逆に収入は少なくても自分の生活をより優先したい人は、給与でぐうの音も出ないほどの差がついているので何の後ろめたさもなく、そのスタイルを貫けるわけです。

お金の配分などは難しいのでカシコイ人に考えてもらって、頑張っている人に相応の報酬がある、不公平感が少しでも解消されてみんなが気持ちよく働ける職であってほしいと願います。

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