不安は健康な人でも感じる感情です。
大事なプレゼンの前や、試験の前などに「うまくいくだろうか?」と不安になること、または将来に対して何となく不安を抱くことは誰でもあります。
一方、不安が高じて日常生活に支障をきたすようになると、不安障害という病気になります。
不安障害には、特定の対象のないあらゆるモノゴトへの不安が持続する「全般性不安障害」、特定の対象に不安を抱く「恐怖症」、突然の著しい不安や恐怖から動悸や発汗などの身体症状を伴う「パニック障害」、人前で話すなどの対人場面で不安が強まる「社交不安障害」があります。