その他いろいろ

ツイッターで「あんたに障害の何が分かる」というリプを受けて感じたこと。

精神科医・さくら(@sakura_tnh)です。自身の知識と経験を活かし、人をワンランク上の健康レベルに底上げ=幸せにすることを目指しています。

昨日、ツイッター上で、私のツイートに対してタイトルのようなリプライがつきました。

私は以前に比べると改善しているものの、今もお豆腐メンタルだけあって、攻撃的だったり批判的なメッセージには過敏です(/ _ ; )

今回はツイッターなどで、

「匿名の人から不意打ちでかけられるネガティブな言葉」

について書いてみます。

匿名の攻撃的なメッセージ

私の場合、交流の無い匿名の人から攻撃的・批判的なメッセージを受けると、動悸がして、

「何かマズイことを書いたかな」

「どの表現が差し障ったんだろう」

と、ネガティブな思考がぐるぐると渦巻きます。

こういった場面に動じない方もおられると思いますが、私は全然です。

これが対面の話ならまた違うんですよね。

対面での攻撃的なメッセージ

実臨床の場では、罵詈雑言レベルの言葉を浴びせられることも時にあります。

軽いものなら、

「ホントに医師免許持ってんのか」

「薬漬けにするつもりだろ」

「悪くなったらその責任を取るんだろうな」

「ヘラヘラすんな」

などなど、今まで色んなことを言われてきました。

ただ、面と向かって言われた場合は、今回のようにツイッターで通りすがりの匿名の方から言葉を投げられた場合とは全然違います。

・相手の背景となる病気、障害、そのような言動をするに至った過去のつらい経験などの情報を把握していること

・暴言を受けそうなことが事前に想定されること

・勤務医なので、その時一人で対応していたとしても、その後、他職種と共有することも、私の不備があれば助言してもらうこともできること

・「仕事中」で気を張っていること

上記のような理由で、診療の場で攻撃的な言葉をかけられても、意外とダメージはありません。

「日常の場」と「匿名の場」

ツイッターでは、開始当初と比べるとスルースキルや冷静なもついてきましたが、ささいな言葉でも軽いダメージを受けがちです。

他の方からのリプライでも、

「長くやっていても、そのようなリプには慣れません」

「攻撃的なリプがつくと、同じように動悸がして落ち込みます」

などのご意見がありましたが、

前述した「精神医療の現場での暴言」と「不意打ち&匿名での暴言」の違いは、

「日常の場面での暴言」と「不意打ち&匿名での暴言」の違いと似ているな、と思いました。

日常の場では、何かメッセージを発すると、基本的にはそれをその場で耳にした人が反応します。

同じ空間にいるわけなので、相手の素性やその背景、性格傾向や最近の調子を把握していることも多いでしょう。

その言動に嫌な思いはするかもしれませんが、そこにいる顔の見える相手なら、言葉の真意を問うてみたり、こちらの受け取り方に偏りが無いかを確認することへのハードルが低いです。
(診療でも同様)

一方、匿名の場、とくに今まで交流の無い人から突然ぶつけられたメッセージに対しては、もちろんリアルな対人交流と同様に対応する人もいるでしょうけれど、そのメッセージひとつで心が折れてしまい、言葉の真意を問うなど、とても難しい人も多いと思います。

その言葉の真意は?意味の取り違えはないか?

私も時々経験することですが、ツイート内容をこちらの込めた意味と違った捉え方をされて、過敏に反応する方はいます。
(精神疾患・障害に関するツイートがほとんどなので、そうなるのも必然ではあります)

そこで「言葉足らずですみません。これはこういう意味で~」と説明を加えると、理解してもらえることが何度もありました

同様に、私が今回のツイートをされた方に一歩踏み込んで、対話を求めていれば、また違った展開になったかもしれないと今は思います。
(落ち着いてみたら・あるあるです)

「あんたに障害の何が分かる」

このメッセージの背景には、何か複雑な思いや、ここで見知らぬ相手に感情をぶつけるしかない状況、または病状が思わしくないことがあると想像できます。

「困った人は困っている人」という言葉がありますが、そう捉えてみると、違った視点を持ちやすいものです。

もちろん、私を含め、これを読んでくださっている方は、時によっては精神的に打ちのめされるだけで発想の転換などできない時もあるでしょう。

または、メッセージの内容が「あまりにも」な時もそうですね。

もちろん、そんな時に視点を変えることを頑張る必要はありません。

リプを交わすのも他生の縁

「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、今の時代はネット上で「リプを交わすのも他生の縁」かと思います。

無数の人の中で、ある瞬間にひとつのツイートを介して関わる人。

もし時間とエネルギーが許すなら、その人に何か温かい言葉を、より良く生きるためのヒントをほんの少しでも渡せたらと思います。

現状、全ての方にリプのお返事はできておらず、ツイート内容もこちらの意図しない形に受け取って不快な思いをされていることもあるでしょう。

全ての人に完璧に自分の思いを伝えるのは土台無理なことです。

ただ、リプを交わすのも他生の縁ですから、今後は余裕のある時は、勇気を出してその人の真意を聞く、誤解があるならそれを解く努力をすることを意識してみます。

まあ、できない時の方が多いかもしれませんけれど(;^_^A

色んな対処がある

私の思うことをつらつらと書いてみましたが、みなさんは攻撃的・批判的なリプについてどう思われますか?

ここに書いたことは私の考えで、そういったリプが来たら自身の精神衛生上、即ミュートやブロックというやり方を取ることもアリですので、誤解なきよう。

次回は「精神障害を語ること」について書いてみます。

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