女性専用 グループホーム設立 のお知らせ
当クリニックでは、R5年3月より「グループホーム なのはな」の運営を始めます。場所は新三田駅徒歩1分のところです。グループホームは、「共同生活援助」とも言い、障がい福祉サービスのひとつです。グループホームには、家事の援助や日常生活における相談ができる「世話人」がおり、安心して暮らすことができます。「施設」という雰囲気ではなく、「家庭」のような雰囲気であることがグループホームの特徴です。
※時に自宅から離れて過ごす「ショートステイ」という利用法も可能です(2泊3日など)。
グループホームでは、いずれの自立に向けて、障がいのある方が複数人で住み、世話人のサポートを受けながら一緒に生活します。その中で、自分自身で「できること」を増やし、「できないこと」をどう工夫するか、どうやって周囲のサポートを得るかなど、支援を受けながら取り組んでいきます。
「一人暮らしをしたいが、少し不安」「将来的に自立した生活をするための力をつけたい」「同じ境遇の方と一緒に暮らしたい」など、入居の理由は様々です。
・ グループホーム「なのはな」では、地域の中で暮らすことを応援し、一人ひとりにあった自立した生活を目指します。
・ 共同生活のルールを守り、自分で考えて行動し、思いやりを持って人と接することができるようになることを目指します。
・ さくらこころのクリニック、各相談事業所、訪問看護ステーションと連携し、入居者さまの安心と健康を守ります。
< 利用の対象となる方 >
日常生活上で何らかの支援や相談を必要とされ、かつ、ある程度ひとりで身の回りのことが出来る方で、以下の項目に該当される方です。
・18歳以上、60歳未満の女性の方で、主に精神障がいか知的障がいのある方
・グループホームで自立した生活を送りたいと望まれている方
・定期的、継続的に医療機関に通院されている方
・共同生活が可能な方 (病状がある程度安定している、集団生活に適応できるなど)
・主治医や家族、紹介者などの同意が得られている方
<入居までへの流れ>
グループホームでの生活や入居までの流れなど、面談にてお話させていただきます
まずはご入居者様の心身状況やご家族様のニーズを把握させていただくための面談をさせていただきます。その後、体験入居前と体験入居後に、責任を持ってサービスを提供させていただけるかを検討し、その結果をお知らせいたします(※オープン時に入居の場合は体験入居はありません。※検討の結果、ご入居をお断りする場合がございます。予めご了承ください)。お申し込みの際、受給者証の発行・区分認定を受ける必要があります。
ご納得いただけましたら、正式に契約となります。
< サービス内容 >
① 食事の用意
平日、朝、夕の食事を提供します。世話人が栄養バランスを考えて作ります。
(土日も希望の方には用意いたします)
② 日中活動支援
通所施設や医療機関など他のサービスを利用する場合、サービス提供事業者や医療
機関と連絡調整を行い、利用者の活動を支援します。
③ 健康管理の支援
服薬や食事についての助言を行い、心身の不調時には必要に応じて受診を支援します。
訪問看護ステーションと連携します。また、状態悪化時は当院医師が対応します。
④ 行政手続きの支援
役所関係などの書類の書き方のレクチャー、手続きの付き添いなどを行います。
⑤ 単身生活を始めるためのお手伝い
家探しや他の福祉サービスの導入や調整を行い、退去後も安心して生活を送っていけ
るように関わりを続けています。